(12)知恩院・禅臨寺
(14)高台寺・清水寺
散る花のあわれ〜平家物語・寂光院〜聖徳太子が父である用明天皇の菩提のために創建したとされる寂光院。平家物語“灌頂の巻”の舞台です。平家物語の流麗な文書を縦糸に、建礼門院の悲哀に充ちた後半生を描きます。<国宝>平家納経(厳島神社)<重要文化財>地蔵菩薩立像、平家物語、長門本(赤間神宮)、平清盛像(六波羅蜜寺)、後白河法皇像(長講堂)
天台宗三門跡の一つである三千院。三千院を挟んで流れる律川と呂川。「律」と「呂」は声明の音階の名です。わが国のあらゆる邦楽の源泉となり、影響を与えている声明。その魅力を探ります。<国宝>阿弥陀三尊像<重要文化財>救世観音半跏像、不動明王、往生極楽院、良忍上人廟 三重石塔(来迎院)<その他>三千院施餓鬼会
天狗の霊界〜鞍馬山〜霊界と呼ばれる鞍馬の地にある鞍馬寺。はじめ毘沙門天と聖観世音菩薩が祀られてきました。そこに、古代の人々の豊かな想像力が天狗のイメージを呼び、新たな神、魔王尊が誕生します。<国宝>毘沙門天三尊像<重要文化財>兜跋毘沙門天立像、木彫聖観音菩薩立像、銅燈篭
日本仏教発祥の地、比叡山延暦寺。ここから日本の仏教の殆どの宗派が生まれています。広大な比叡山の全貌を紹介しつつ、延暦寺が日本仏教発祥の地となりえた理由を探っていきます。<国宝>伝教大師天台法華宗年分縁起、伝教大師将来目録、根本中堂<重要文化財>釈迦堂、千手観音立像、相輪橖、水晶五輪塔、紺紙金銀交書法華経、伝教大師坐像(観音寺)、五大明王像、文殊楼、堂行堂、法華堂、瑠璃堂
東山残照〜銀閣寺〜室町幕府の後半、足利義政が築いた慈照寺銀閣。義政の悲劇の象徴、東山文化のシンボルとしてとらえられがちだった銀閣寺に「遊びの空間」という視点を設定し、その本質に迫ります。<国宝>観音殿、東求堂<その他>向月台、銀沙灘、本堂、千体地蔵、観音菩薩像、胡銅ぞろり花生、唐物存星瓢龍丈食籠、鶉虫図、観音図、琴棋書画図(池大雅筆)、山水図(与謝蕪村筆)、阿弥陀如来像、足利義政像、同仁斎、東山御物 唐物小丸壺茶入、堆黒倶利香合
曼殊院は良尚法親王が造営した門跡寺院。そこには王朝文化の粋が、建物にも寺宝にも、雅やかな香りを放っています。その一つ一つを検証し、良尚法親王の心のありかを探っていきます。<国宝>古今集(藤原行成筆)、不動明王像(黄不動)<重要文化財>大書院、小書院、庫裡、八窓軒茶室、古今伝授資料、立花図、竹虎図(襖絵)
知恩院〜法然上人の寺〜京都東山の一角に市内を見下ろすように建つ知恩院。寺院に不必要とされる鶯張りの廊下や頑強な石段など、まるで城郭のような機能を知恩院が持つのはなぜか。この謎を解き明かします。<国宝>三門、御影堂、法然上人絵伝、阿弥陀二十五菩薩来迎図<重要文化財>経蔵、勢至堂、唐門、阿弥陀如来立像、大方丈、小方丈<その他>法然上人坐像、十六羅漢像、大方丈襖絵(狩野派)
京都東山。古刹、名刹が並ぶ一角に禅林寺(永観堂)はある。永観が辿った生き様の中から、この珍しい姿をした「見返り阿弥陀像」がなぜつくられたのか、その誕生の謎に迫ります。<国宝>山越阿弥陀来迎図<重要文化財>阿弥陀如来立像(見返り阿弥陀像)、二十五菩薩来迎図絵扉<その他>本堂、阿弥陀堂、大方丈、六阿弥陀法要
禅法大いに世に興らん〜京都・建仁寺〜建仁寺は、建仁2年(1202年)に開山を栄西として源頼家が創建しました。建仁寺と栄西を紹介しながら、禅とは何かを問い、日本人の心の底にある禅の文化を解き明かしていきます。<重要文化財>勅使門、方丈、竹林七賢図、花鳥図(孔雀図)、雲龍図、山水図<その他>三門「望闕楼」、十六羅漢像、法堂「拈華堂」、本尊釈迦如来木像、迦葉尊者、明庵栄西頂相、興禅護国論(両足院蔵)、開山塔楼門「宝陀閣」、開山塔、開板
平氏一門の地、六波羅にある六波羅蜜寺は、本堂の柱の彩色模様や組み入れ天井などにその栄華で厳粛、幽玄な雰囲気があります。カメラは本堂外陣より内陣に入り、三つ並ぶ中央の厨子に迫ります。<重要文化財>本堂、空也上人立像、平清盛坐像、四天王立像、地蔵菩薩立像(鬘掛地蔵)、千観内供像(愛宕寺)<その他>泥塔、愛宕寺縁起絵巻(愛宕寺)、飢餓草紙(東京国立博物館)、六波羅蜜寺縁起(宮内庁)、安徳天皇縁起絵図(赤間神宮)
黄金の夢〜ねねの寺 高台寺〜豊臣秀吉の妻、北政所ねねの寺として有名な高台寺。ねねが藤吉郎と結ばれ、一代のうちに当時の女性としては最高位の従一位北政所にまで上りつめた際の心境と行動を推察します。<重要文化財>霊屋、開山堂、傘亭、時雨亭、観月台、秋草桐紋蒔絵湯桶、芦辺蒔絵飯櫃、杓子七つ椀、芦辺蒔絵懸盤、竹秋草蒔絵文庫、菊桐紋楓蒔絵薬味壺、秋草蒔絵歌書箪笥<その他>大阪城、伏見城、清洲城、長浜城
清水寺は山上の観音霊場。カメラは初めて許されて、内々陣深く、二十八部衆の摩睺羅(まごら)王と、吹く迦楼羅(かるら)王の尊像、そして、随求堂の秘仏・大随求菩薩坐像を映し出します。<国宝>本堂<重要文化財>三重塔、阿弥陀堂、釈迦堂、馬駐、子安の塔、西門、仁王門、奥の院<その他>十一面千住観世音菩薩立像(前立ち)、二十八部衆、大随求菩薩坐像、釈迦如来坐像、阿弥陀如来坐像、大日如来坐像、清水寺参詣曼荼羅
巨大仏像解体〜三十三間堂・中尊大修理〜平成元年(1989年)に行われた国宝・千手観音坐像の解体修理。世紀に一回あるかないかという巨大仏像解体修理の模様を克明に追って、古代仏像の永遠とも思われる生命の秘密を解き明かします。<国宝>蓮華王院本堂(三十三間堂)、千手観音坐像<重要文化財>千手観音立像一千体
徳川時代、約300年間豊臣秀吉の功業は無視され続けてきました。その間、豊臣秀吉の遺宝をひっそりと守り続け、現代に伝えている寺・妙法院。年10日間しか公開されないこの寺を隈無くご紹介します。<国宝>庫裡、ポルトガル国印度副王信書、蓮華王院本堂(三十三間堂)、千手観音菩薩坐像(三十三間堂)、唐門(豊国神社)<重要文化財>大玄関、大書院、松図、唐人物図、唐群仙図、唐美人図、四季花鳥図、唐子遊図衝立、秋草蒔絵文台、千手観音菩薩立像一千体(三十三間堂)、豊国社臨時祭図屏風(豊国神社)、唐櫃(豊国神社)
禅林の画僧〜東福寺と吉山明兆〜東福寺の画僧、吉山明兆(きっさんみんちょう)。仏画を描くこと自体が苦行の一部という、禅の本来あるべき姿を示し、そこから生まれた数々の画は、現代の我々をも感動させずにおきません。<国宝>三門、龍吟庵方丈、渓陰小築図(金地院)<重要文化財>禅堂、東司、大道和尚説法図、聖一国師像、聖一国師岩上像、五百羅漢図、達磨図、蝦蟇図、鉄拐図、白衣観音図、不動明王坐像、東福寺伽藍図<その他>大涅槃図
「御寺」とも呼ばれる泉涌寺。この寺が何故、いつから皇室とのつながりを持つようになったかを探ります。そして天皇の御菩提所として、どのように歴史を生きてきたのか明確にします。<重要文化財>仏殿、大門、開山不可棄和尚塔、楊貴妃観音像<その他>月輪陵、歴代天皇尊像、御念持仏、御遺品
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